真の「事業家」であった(永野重雄)
岡崎かつひろさんの塾生のとみーです☆
新日本製鐵の育ての親、永野重雄さんの著書である「君は夜逃げしたことがあるか」から、事業家という生き方についての一言をご紹介させて頂きます!
真の事業家とは
永野さんは本の中で大谷米一さんについてこのように書いています。
次から次へと新しい仕事に着手して飽くことを知らない創造への情熱、また一つ一つ着実に実行していくバイタリティには心から驚嘆するほかはない。言ってみれば、文字通り不世出の、そして真の「事業家」であったと思う。
大谷米一さんはあのニューオータニの創業者の方!
若いころから永野さんと取引があり、そのバイタリティをずっと見ていたとのこと。
まだ戦後間もない時、日本が復興していく中にあって、新しいことへ挑戦することが美徳とされていたことがわかります。
新しいことに挑戦するためのバイタリティ
当時は技術の進歩が目に見えていたため、新しいものの創出も多かったようです。
現代で見てみると、生活には満たされていますから、新しいことへ挑戦するバイタリティを持つこと自体、大変なのかもしれません。
自分が情熱をもって挑戦できることがあることは、それ自体が豊かだともいえます。
そんなことに出会い、はぐくめるように、小さなことからでも、挑戦する生き方をしていきましょう!
君は夜逃げしたことがあるか―私の人生体験と経営理念 (1979年)
- 作者: 永野重雄
- 出版社/メーカー: にっかん書房
- 発売日: 1979/10
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