どこまでやってよいものか
岡崎かつひろさんの塾生のとみーです!
鉄道が乗客のトラブルによって遅延すること、たまにありますよね。
私は基本的に通勤は自転車なので、あまり影響のない生活をしていますが、電車で通勤をしていた際は、自分が急いでるときこそ、そういう事態に巻き込まれやすかったりします。
(もっと早くいけばいいという意見はごもっともです。)
このトラブルの際、他の乗客や居合わせた人はどれほど手を出してよいものなのでしょうか。
こんな記事を見つけました。
駅で「逃げる痴漢」に足を出して転ばせた男性、「暴行罪になる」は本当?
先日、痴漢をしたという疑いで女子高生二人に追いかけられる男性を、近くにいた男性が足をかけて止めたというナイス?な行動に、暴行罪なのではという意見がSNSで出たそうです。
気にするのそっちなんだと思うところもありますが、実際のところどうなのか、弁護士の西口竜司さんが答えています。
本件では、犯人の逮捕を手助けするために被疑者を転倒させる行為をしているわけですから刑事訴訟法第212条2項1号の『犯人として追呼されているとき』に該当します。そして、私人でも現行犯逮捕(準現行犯逮捕を含む)をすることができますので、逮捕行為の一部として適法と考えます。
なるほどー
犯人を逮捕する手助けとわかっていれば適法なのですね。
なので、なんでかよくわからないけど追いかけられている人には足を出してはいけないということになります。
「犯人だ!待て!捕まえて!」という言葉を聞いてから行動するようにしましょう。
最後に
私人でも現行犯逮捕できることの一部とみなすことができるのが今回の件で重要なのだと思います。
ちゃんと知識を付けてやるときはやってやりましょう!